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セミナー
機中八策セミナー 開催しました!

1月20日(土)に千葉県中央児童相談所長渡邉直氏をお迎えして「機中八策」をテーマにプレステージ様に会場をお借りし、公益財団法人資生堂子ども財団様の助成を受け、こねくと主催でセミナーを行いました。渡邉先生ご考案の「ひどいおとぎばなし」「ほまれかがやき」を合言葉とした、子どもとのスムーズな対話術「機中八策」を、先生のユニークな話術とともに教えていただきました。会場には多くの方に足を運んでいただき、大盛況となりました。

「ひどいおとぎばなし」ブルーカードは、意識をせずとも切ってしまいがちな相手に伝わりにくい暴力的なコミュニケーションです。

例えば、宿題をせずにTVを見ている子に…

「何してるの?」「いつも言ってるでしょ」「TV見るなって!」「今日は許さないよ」「今日はTVなし!」「今何する時間?」「何回言ってもわからないんだから」「(宿題を始めて)いつもこうだといいのに」

ついついやりがちなブルーカードのオンパレードに会場にも笑いが溢れました。

機中八策では、誰もが持っているけれども意識をしないとなかなか切れない「ほまれかがやき」オレンジカードを見つけ、事が起きる前の対応を一緒に練習していきます。

先ほどの宿題をせずにTVを見ている子には、こんなオレンジカードの切り方ができます。

まずは深呼吸をして、子どもも大人も落ち着くのを待って、近づいて穏やかに静かな声で、「TV見たい気持ちは分かるよ」「でも帰ってきたら宿題しなさい」「お願いね」「学校から帰ってきたら何する?」「分かってくれてありがとう」「宿題終わったらTV見ていいからね」

言う方も言われる方も、なんだかほっこりした気持ちになりますね。

機中八策は子どもだけではなく、友達同士やパートナー、同僚など様々なコミュニケーション場面で使える対話術です。

こねくとでも、職員一同オレンジカードを切っていけるように頑張ります♡ 渡邉先生、学びの多い素敵な時間をありがとうございました。